吉岡心平のマーク

タキ8350形8357

私有貨車

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タキ8300形
タキ8400形

 番号
ロット表

タキ8354
タキ8361

 ページ
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特別編985
特別編987

積荷
●構造

入口


 タキ8357は8356と共に昭和44年3月東急東京で製作された。

 一年前に同一メーカーが製作したタキ8354,8355の増備だが、製造時期の関係からタンク受台はタキ35000形のような押え金方式、ブレーキも両側となり、近代的な外観となった。
 一方、ドームのあるキセ付タンク体を初めとして、その他の点は在来ロットと変わらず、台枠長さ

は手ブレーキ時代と同一で、空気ブレーキも積空にはならずKD形のままである。

 落成時の所有者はダウケミカル・インターナショナル・リミテッド、常備駅は千鳥町であった。社名は昭和48年3月に旭ダウKK、昭和57年8月に旭化成工業KK、平成3年1月に旭化成KK、平成15年10月に旭化成ケミカルズKKと変わった。平成18年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年3月
製造所   東急
設計比重 1.01
タンク容積 29.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304)
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 10,322mm
熱絶縁   厚さ100mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      11,300mm
BC間距離  8,000mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ8350形8357の写真

【写真1986】 タキ8350形8357 昭和45年4月15日 塩浜操駅にて P:堀井純一

【堀井さんの貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編986】090210作成R4B、130905R4C。