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タキ8350形8361 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ8357 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
私有貨車セミナーで取り上げた形式は、どうしても後回しになるが、今回はラテックスのタンク車を取り上げる。 タキ8350形は30トン積ラテックス専用車で、昭和41〜55年に15両製作された。先輩形式のタキ8300形では普通鋼製だったタンク体を、ステンレス製にしたものである。積荷は製紙用の塗工剤なので、パワムと一緒に紙パルプ工場にたむろしていたものだ。 タキ8361は59〜62の4両ロットとして昭和48年10月に富士重で製作された。同社製では初のラテックス専用車で、全体構造はタキ3700形酢酸専用車に良く似ていた。 |
タンク体はステンレス鋼製で、直径1,950mm・長さ10,340mmであった。積荷の凍結を防ぐため、周囲は厚さ100mmのグラスウール断熱材で保温されていた。 落成時の所有者は旭ダウKK・常備駅は千鳥町であった。昭和57年8月の合併で旭化成工業KK所有となった。なお会社名は、平成13年1月に旭化成KKに変わっている。 |
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■主要諸元 製造年 昭和48年10月 製造所 富士重 設計比重 1.01 タンク容積 29.8m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304) タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 10,340mm 熱絶縁 厚さ100mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 11,300mm BC間距離 8,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD254−305形積空 台車 TR41E−12形 |
【写真169】 タキ8350形8361 昭和49年3月30日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第31巻に「P01846」として収録されています。