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ホキ6700形6707 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ6707は昭和39年2月三菱製で、本形式の第一ロットである6700〜6720の21両の一員であった。 セメントクリンカ専用車の第一号で、ライバルのホキ6800形より落成は半年早い。スタイルは他に例の無い新鮮なものだが、それまで三菱製のホッパ車と言えば、セメント向の3軸ボギー車であるホキ5500形とカーバイトの専用車位しかなかったから、新しく見えるのも無理のない話である。 |
既に紹介したホキ6754との差異は、ホッパ上部の手摺形状がシンプルである程度であった。 落成時の所有者は三菱セメントKK・常備駅は石原町であった。社名は昭和48年6月に三菱鉱業セメントKK、平成2年12月に三菱マテリアルKKと変遷した。外浜へのクリンカ輸送に使用されていたが、平成8年3月の専用線廃止で実質的には廃車となった。なお車籍上の除籍は平成14年3月である。 |
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ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 6700〜6720 | S3902 | 三菱 | 三菱鉱業セメントKK |
2 | 6721〜6732 | S4005〜4006 | 三菱 | 三菱鉱業セメントKK |
3 | 6733〜6742 | S4107 | 三菱 | 三菱鉱業セメントKK |
4 | 6743〜6764 | S4712〜4802 | 若松車両 | 三菱鉱業セメントKK |
【写真1961】 ホキ6700形6707 昭和47年10月8日 石原町にて P:堀井純一
【堀井さんの貴重な写真を提供して頂きました】