吉岡心平のマーク

タキ3500形3510

私有貨車

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タキ3000形
タキ3600形

 番号
解説

タキ3500
タキ3512

 ページ
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特別編953
特別編955

●積荷
●構造

入口


 タキ3510は昭和31年3月造機で、3509〜3511の3両ロットで製作された。

 造機と言えばタキ3500形の初期型は殆ど同社製だ。昭和29〜33年に製作された3502〜3519は同社製が独占し、富士重製が目立つようになった昭和34年以降も、同社の製作は38年まで続いた。

 外観で奇妙な点は、タンク頂部踏板が箱型になっている点がある。何故だろうか? 構造面ではタンク内面が亜鉛/錫でメタリコン処理されている。

 落成時は内外輸送KK・常備駅は出水であった。昭和59年2月に門司駅常備となり、昭和61年11月には更に東小倉に移った。平成元年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和31年3月
製造所   造機
設計比重  0.8
タンク容積  37.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  11,150mm
タンク内面処理 亜鉛・錫メタリコン
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       12,800mm
BC間距離   9,500mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車       TR41C

タキ3500形3510の写真

【写真1954】 タキ3500形3510 昭和57年10月3日 千鳥町駅にて P:吉岡心平


【特別編954】081121作成R4B、130809R4C。