吉岡心平のマーク

タム7100形7112

私有貨車

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タム7000形
タム7200形

 番号
[ロット表]

タム7106
タム7148

 ページ
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特別編949
特別編951

積荷
●構造

入口


 タム7112は昭和35年2月日車本店製で、一ロット一両であった。

 日車製LPタンク車の第一号で、試作的要素が高かったようだ。
 日石輸送向では日立製の7110,7111と競作され、タンク直径は三菱・日立が1,900mmを採用したのに対し、日車は1,850mmと50mm細くしたため、長さは他社製より約600mm長い。な

お日車製でも、8ケ月後の10月以降製作されたロットは、他社同様の直径1,900mmのタンク体に設計変更されている。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は沼垂であった。写真の落成時のもので、専用種別は「液化プロパン専用」だが、昭和38年2月に「LPガス」に統一された。昭和43年4月にタキ5850形5870に改造され消滅した。


■主要諸元
製造年   昭和35年2月
製造所   日車本店
ガス定数 2.35
タンク容積 35.3m
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 ボイラー用鋼板(SB46)
タンク板厚 胴板18・鏡板22mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 13,450mm
熱絶縁   厚さ70mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁方式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      14,200mm
BC間距離  10,900mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タム7100形7112の写真

【写真1950】 タム7100形7112 P:吉岡心平所蔵


【特別編950】081110作成R4B、130804R4C。