吉岡心平のマーク

タキ7050形7055

私有貨車

 形式
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タキ7000形
タキ7100初代形

 番号
解説

タキ7053
タキ7058

 ページ
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特別編947
特別編949

積荷
●構造

入口


 タキ7055は昭和46年4月日車本店製で、7054〜7056の3両ロットの一員であった。

 日本曹達での前作は昭和39年製のタキ7000形のため、本形式としては同社初である。

 外観・構造は昭和44年に伊藤忠向に製作された7052に酷似し、外周に4本の缶体補強環を巻いたドームレスタンクが特徴である。なお通常はタンク内側にある補強環をあえて外側に配置したの

は積荷の四塩化炭素による溶接部腐食を予防するためと思われる。
 台枠は当時の日車製タンク車が良く見られた側梁省略形軽量台枠で、中梁は250mmチャンネル2本だが、強度を向上するため下側のフランジ部に鋼材を追加して断面係数を向上している。

 所有者は日本曹達KK・常備駅は二本木であった。運用先は淀川などだったが、平成14年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和46年4月
製造所   日車本店
設計比重 1.6
タンク容積 21.8
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304)
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 8,660mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   側梁省略
長さ      9,500mm
BC間距離  6,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C形

タキ7050形7055の写真

【写真1948】 タキ7050形7055 昭和55年9月21日 二本木駅にて P:吉岡心平


【特別編948】081106作成R4B、081110本文修正。