タキ1900形112476 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ112476は昭和49年12月川崎宇都宮で、112475〜112480の6両ロットとして製作された。 もともと本形式は川崎製が独自開発した40トンセメント車だったが、昭和44年に三菱、45年に日立、46年に日車が加わると、さまざまな形態の車両が混在するようになった。元祖である川崎製も昭和48年のセメントターミナル用では大幅に構造を変更し、その後製作されたロットは、この新構造を採用するものが大半となった。 |
新構造の特徴は、タンク鏡板を直径2,200mmと従来より100mm拡大し、反面タンク長さを8,800mmと300mm短くしたことが特徴で、全体にずんぐりしたスタイルとなった。タンク外側にチャンネルを溶接した空気流路を設置したのも良く目立つ変更点である。なお住友や東北など古くからのユーザーは、これ以降も在来タイプを継続して製作していた。 所有者は日立セメントKK・常備駅は日立であった。平成18年9月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年12月 製造所 川崎 設計比重 1.04 タンク容積 34.1m3 ●上廻り タンク形態 異径胴形ドームレス |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板4.5・鏡板4.5mm タンク両端直径 2,100mm タンク長さ 9,100mm ●荷役方式 荷役方式 エアスライド式 |
●下廻り 台枠形式 中梁省略形 長さ 10,000mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−13形 |
【写真1917】 タキ1900形112476 昭和56年7月18日 塩浜操駅にて P:吉岡心平