タキ6100形6104 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ6100形は30トン積の四塩化炭素専用車で、昭和33〜38年に6100,6102〜6107の7両が新製ないし他形式からの改造により誕生した。 タキ6104は6102〜6104の3両ロットとして、昭和36年4月富士重で製作された。本形式では初の新製車であった。 |
このロットの特徴はタンク体にステンレスクラッド鋼を用いた点にある。ステンレス鋼が高価だった時代、発達史的には内面ステンレス薄板貼りと無垢のステンレス材との中間に位置していた。 所有者は伊藤忠商事KK・常備駅は勿来で、呉羽化学関連の輸送に使用されたようである。平成14年7月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和36年10月 製造所 富士重工 設計比重 1.6 タンク容積 18.8m3 タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 ●上廻り |
タンク材質 ステンレスクラッド鋼 タンク板厚 胴板9mm(SS)+1.5mm(SUS304) タンク直径 1,850mm タンク長さ 7,320mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 8,300mm BC間距離 5,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254×300 台車 TR41C |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 6100 | S3306 | 日車支店▲ | タキ1700 | 1717 | 日本曹達KK |
2 | 6102〜6104 | S3610 | 富士重 | 伊藤忠商事KK | ||
3 | 6105 | S3612 | 富士重 | 伊藤忠商事KK | ||
4 | 6106 | S3804 | 富士重 | 関東電化工業KK | ||
5 | 6107 | S3812 | 富士重 | 関東電化工業KK |
【写真1864】 タキ6100形6104 昭和48年12月24日 越中島駅にて P:吉岡心平