吉岡心平のマーク

タム2300形12404

私有貨車

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タム2100形
タム2400形

 番号
[ロット表]

タム12398
タム12417

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特別編842
特別編844

積荷
●構造

入口


 ここでは日立製のタム2300形のうち、既紹介車とはキセ形状が異なるものを取り上げよう。

 タム12404は昭和35年5月日立製で12403〜12406の4両ロットの一員として製作された。

 ガス定数は0.8、タンク容積は12.7mであった。
 タンク体はボイラー用鋼板製で、寸法は直径1,456mm・長さ7,950mm、周囲には保冷用のキセを装備していた。推定だが断熱材は恐らくS

P、厚さは70mmと思われる。
 荷役装置は標準的なマンホール弁方式である。
 台枠は平形で長さ9,000mm・BC間距離5,700mm、ブレーキはKE305形+手、台車はTR41C付で落成後、第一次台車改造でTR41Dとなった。

 所有者は昭和電工KK・常備駅は扇町であった。大川〜扇町などの輸送に使用され、このロット4両中ではタム12403と並んで最も長命であったが、昭和58年9月に廃車となった。


タム2300形12404の写真

【写真1843】 タム2300形12404 昭和51年2月17日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編843】080125作成R4B。