吉岡心平のマーク

タキ46000形46069

私有貨車

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タキ45000形
タキ50000形

 番号
解説

タキ46045

 ページ
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特別編831
特別編833

積荷
●構造

入口


 今回はタキ45000形の転用改造車であるタキ46000形38トン積濃硫酸専用車のうち、最後に製作されたタンク直径が細いロットを取り上げる。

 タキ46069は本形式では最終ロット(四番目)となるタキ46054〜46070からなる17両ロットの一員として、平成2年2月富士重でタキ45000形45526から改造された。種車は昭和45年10月川崎製のタキ45526で、落成時はモービル石油の所有であった。

 このロットの見所は、タンク体の直径が従来の値である1,800mmより細くなり、汽車製タキ57

50形と同じ1,750mmとされた点にある。もともと本形式は改造車のため、タンク体に比べ台枠が長目だったが、このロットはそれがかなり是正され、新製車に近いバランスとなった。
 荷役装置は上出し方式で、配管と弁装置はドーム頂部に集中されている。
 台枠は種車のものを流用したため35系標準の中梁省略形で、長さ10,500mm・BC間距離7,500mm、ブレーキはKSD203−254形積空+両側、台車はTR41E−13であった。

 所有者は同和鉱業KK・常備駅は小坂であった。平成19年10月に廃車となった。


タキ46000形46069の写真

【写真1832】 タキ46000形46069 平成2年6月4日 中条駅にて P:吉岡心平


【特別編832】071221作成R4B。