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タキ50000形50001 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
石油のタンク車と言えば異径胴だけになった時代だが、タキ50000形の最初の2両こそは、異径胴の元祖となった記念すべき車両である。 タキ50000と50001は昭和35年5月日車本店製であった。 今でこそ私有貨車と言えば標準設計が盛んだが、タキ50000形の登場時は日車の独自設計としての色彩が強く、後の量産型とは異なる点が多々ある。 設計比重は0.73・タンク容積68.5m3であった。 |
た。試作車のため量産車とは相違点が多く、気付き難い点の例では、異径胴の折れ曲り部のRが急峻である。 落成時の所有者はシェル石油KK・常備駅は浜安善であった。昭和56年5月に日本石油輸送KKに移籍し塩浜駅常備となり、翌57年8月に廃車となった。 |
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●同一系列 タキ55000形55004 50系の石油類専用車、昭和36年日車本店製。 |
【写真1742】 タキ50000形50001 昭和52年9月10日 塩浜操駅にて P:吉岡心平