吉岡心平のマーク

タキ5800形5808

私有貨車

 形式
索引

タキ5750形
タキ5850形

 番号
解説

タキ5803
タキ5820

 ページ
索引

特別編829
特別編831

積荷
●構造

入口


 タキ5808は本形式では二番目のロットに当り、昭和35年3月三菱で一ロット一両として製作された。なお本形式のうち、タキ5806,5807は謎の欠番となっているが、本車との関連は無いものと思われる。

 ガス定数は1.22・タンク容積は30.8mであった。
 タンク体はボイラー用鋼板(SB42)製で、寸法は直径1,890mm・長さ11,300mmと本形式の標準値であった。周囲には厚さ100mmのグラ

スウール断熱材と薄鋼板からなる保冷キセがあった。
 荷役装置は標準的なマンホール弁方式である。
 台枠は平形で長さ12,200mm・BC間距離8,900mm、ブレーキはKE305形+手、台車は資料ではTR41Bとあるが写真ではTR41Cである。

 所有者は三菱商事KK・常備駅は西名古屋港であった。後者は便宜置籍だったようで、実際は日本ゼオン関連の輸送用として運用されていたようである。昭和52年11月に廃車となった。


タキ5800形5808の写真

【写真1830】 タキ5800形5808 昭和51年 村田駅にて P:梶山正文

【梶山さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編830】071214作成R4B。