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タキ5850形5862 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
私有貨車セミナーのLPガス特集では、タム7100形解説の際にタキ5850形を多数取上げたが、今回はタキ5850形のサイドから解説する。 タキ5850形は25トン積液化塩化ビニル専用車で、昭和42〜45年に日車本店と日立で5850〜99,15850〜54の55両がタム7100形LPガス専用車から改造された。不思議なのに三菱は改造に参加していない。 タキ5862は昭和43年2月日車本店で、タム7152を種車として改造された。種車は昭和35年11月日車本店製で、出光所有で徳山から前川駅常備となった車両である。 |
は胴板18mm・鏡板22mmと厚い。寸法は直径1,900mm・長さ12, 806mmであった。周囲には保冷用断熱材と薄鋼板製のキセがあり、その形状は日車特有のバンド締め7分割タイプであった。 落成時の所有者は出光興産KK・常備駅は前川だが、書類上は落成と所有者変更の日付が逆で、改造日に先立つこと20日前に、丸紅KK所有、末広町駅常備に変更されている。写真撮影時は、京葉臨海から勿来に運用されていた。本形式の中では最後まで生き残った一両で、昭和61年8月に廃車となった。 |
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【特別編342】030205作成、031226R4、071028R4A2、090712R4BY。 |
【写真1342】 タキ5850形5862 昭和49年1月12日 村田駅にて P:吉岡心平