吉岡心平のマーク

ホキ3100形3263

私有貨車

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キ3000形
ホキ3500形

 番号
[ロット表]

ホキ3262

 ページ
索引

特別編827
特別編829

積荷
構造

入口


 ホキ3263は既にホキ3152のページの参考写真として掲載していたので、ご記憶の方も多いことだろう。

 ホキ3263は昭和39年12月東洋工機製で、3261〜3263の3両ロットとして製作された。
 なおホキ3100形では3243〜3260が欠番だが、記録では日立製の日立セメント向となっており、タキ7300形47316〜47325として実現した車両が、これに相当するものと思われる。

 設計比重は1.045・タンク容積は33.5mであった。

 この車両を取り上げた理由は、兄弟車3両のうち、本車だけ形態が異なっているためだ。それも積込口のようにしばしば後天的に改造される部分でなく、車体全体が相違している。即ち本車だけはホッパ体両端の角折れがなく、また端部に取り付けられている補強がチャンネルからアングルに簡素化されている。どうも軽量化を狙った試作車のように思えるのだが・・・

 所有者は小野田セメントKK・常備駅は厚木を振り出しに、昭和42年10月東藤原、昭和44年1月石蟹、昭和44年3月東藤原を経て昭和45年7月厚木に戻った。昭和62年1月に廃車となった。


ホキ3100形3263の写真

【写真1828の1】 ホキ3100形3263 昭和53年2月11日 相模鉄道厚木駅にて P:吉岡心平

下のホキ3261と同一ロットの筈なのだが・・側板がベコベコなのも気になる点だ。

ホキ3100形3261の写真

【写真1828の2】 ホキ3100形3261 昭和51年11月23日 四日市駅にて P:遠藤文雄

【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編828】071207作成R4B、131008R4C。