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タキ5200形5215

私有貨車

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タキ5150形
タキ5300形

 番号
解説

タキ5209
タキ5221

 ページ
索引

特別編815
特別編817

積荷
●構造

入口


 タキ5200形の大ユーザーのひとつに三菱瓦斯化学がある。

 タキ5215は昭和33年1月日車支店で5211〜5216からなる6両としてロット製作された。
 所有者は日本瓦斯化学工業で、同社所有の日車製タキ5200形としてはトップナンバーに続くロット目であった。

 設計比重0.73・タンク容積41.0mは当時日石輸送向に製作されていたタキ3000形と同一で、外観・構造もこれと酷似している。

 タンク体は普通鋼製で内面はウルシ焼付が施されていた。タンク寸法は直径2,050mm・長さ12,600mmで、タキ3000形と同寸である。
 台枠は平形で、長さ13,500mm・BC間距離10,200mmはこれもタキ3000形と同一である。ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cと当時の標準であった。

 落成時の所有者は日本瓦斯化学工業KK・常備駅は焼島であった。昭和46年12月には社名が三菱瓦斯化学KKとなった。平成5年9月には太郎代駅に移動し、平成10年2月に廃車となった。


タキ5200形5215の写真

【写真1816】 タキ5200形5215 昭和63年3月27日 熊谷貨物ターミナル駅にて P:吉岡心平


【特別編816】071013作成R4B、131023R4C。