タキ42750形42806 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ42750形は32トン積石油類専用車で、昭和56年に余剰化していたタキ9800形を灯軽油専用として減トンした形式である。 タキ42806は昭和56年日車でタキ9800形29873から改造された。種車は昭和39年11月日車支店製で29871〜29885の15両ロットとして誕生している。 タンク体は普通鋼製で、寸法は両端直径2,050mm・中央直径2,500mm・長さ10,420mmと日車製の標準値である。ドームはタマネギ形で、 |
タキ9800形時代はタンク内部に蒸気加熱管が設置されていたため、鏡板にその配管と点検口があったが、本形式に改造する際に撤去したため、鏡板にはその痕跡が残っている。 所有者は日本石油輸送KK・常備駅はタキ9800形時代から引き継いだ中島埠頭であった。平成9年6月に廃車となった。 |
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【写真1807】 タキ42750形42806 平成7年12月17日 東港駅にて P:吉岡心平