吉岡心平のマーク

タキ42750形42806

私有貨車

 形式
索引

タキ42350形
タキ43000形

 番号
[ロット表]

タキ42768
タキ42869

 ページ
索引

特別編806
特別編808

●積荷
構造

入口


 タキ42750形は32トン積石油類専用車で、昭和56年に余剰化していたタキ9800形を灯軽油専用として減トンした形式である。

 タキ42806は昭和56年日車でタキ9800形29873から改造された。種車は昭和39年11月日車支店製で29871〜29885の15両ロットとして誕生している。

 タンク体は普通鋼製で、寸法は両端直径2,050mm・中央直径2,500mm・長さ10,420mmと日車製の標準値である。ドームはタマネギ形で、

タキ9800形時代はタンク内部に蒸気加熱管が設置されていたため、鏡板にその配管と点検口があったが、本形式に改造する際に撤去したため、鏡板にはその痕跡が残っている。
 台枠はフレームレスのため車体の両端だけにあり、長さは11,220mm・BC間距離は7,920mmであった。ブレーキは手+KD254形空気、台車はTR41Cである。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅はタキ9800形時代から引き継いだ中島埠頭であった。平成9年6月に廃車となった。


タキ42750形42806の写真

【写真1807】 タキ42750形42806 平成7年12月17日 東港駅にて P:吉岡心平


【特別編807】070904作成R4BX3、071218R4B。