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タキ43000形43446 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ43446は昭和49年2月日車で、43438〜43459の22両ロットとして製作された。 昭和48年から始まった保安度向上の波は、本形式にも波及し、その第一陣として製作されたのが本ロットである・・・と書きたいところだが、落成日は次ロットのタキ43460〜43469が三ヶ月早い。逆順となった理由は所有者の違いによるものと思われる。 外観・構造は保安対策車としては過渡期の車両で、タンク踏板と手摺の強化と安全弁のバイタル |
パートへの移動、そして下操作式の吐出弁を上操作式に変更などが実施されているが、昭和49年末以降製作されたタキ43470以降で施行された台枠緩衝長の増加と台枠端部の手摺強化はまだ実施されていない。 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山であった。ところが文字通り「一日天下」で、翌日には日本オイルターミナルKKに移籍し、南松本駅常備となった。その後、西上田、倉賀野と各地の基地を転々とし、平成10年9月には日本石油輸送KKに移籍し根岸駅常備となっている。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年2月 製造所 日車 設計比重 0.73 タンク容積 58.9m3 ●上廻り タンク形態 異径胴(F3)形ドームレス |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク内面 エポキシコーティング タンク板厚 胴板6mm・鏡板6mm タンク両端直径 2,200mm タンク中央直径 2,800mm タンク長さ 11,902mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 フレームレス 長さ 12,490mm BC間距離 9,390mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR214形 |
【写真2219】 タキ43000形43446 昭和59年8月12日 村田駅にて P:吉岡心平