吉岡心平のマーク

ホキ5700形15747

私有貨車

 形式
索引

ホキ5600形
ホキ5800形

 番号
[ロット表]

ホキ5795
ホキ15771

 ページ
索引

特別編797
特別編799

積荷
構造

入口


 ホキ15747は昭和43年5月日車支店製で、ホキ15720〜15769の50両ロットに属する。
 秩父セメントは本形式の大ユーザーで、昭和42〜48年にかけて450両を超える数を製作した。

 設計比重は1.17・ホッパ容積は34.2mで、秩父所有車の標準値であった。

 ホッパ体は普通鋼製で、板厚は3.2mmと薄く、軽量化のためホッパ下部の側板を省いた独特の設計であった。
 荷役装置はエアスライド方式で、積込口は中央

に3個並んで配置されている。
 台枠は中梁中央部をホッパ体と一体化した特殊なもので、側梁は凹部を内側向に用いている。長さは10,000mm・BC間距離は6,700mmであった。ブレーキはKSD形積空+手で、車幅方向に配置されたエアータンクが珍しい。台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は秩父セメントKK・常備駅は篭原であった。社名はその後、秩父小野田から太平洋セメントKKへと変遷した。何故か廃車時期は不明である。


■主要諸元
製造年   昭和43年8月
製造所   日車支店
設計比重 1.17
ホッパ容積 34.2m3
●上廻り
ホッパ形態 箱型
ホッパ材質 普通鋼
ホッパ板厚 外板・板厚3.2mm
ホッパ幅  2,600mm
ホッパ長さ 8,940mm

●荷役方式
荷役方式 エアスライド式両側排出
●下廻り
台枠形式   特殊形
台枠長さ   10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C形

ホキ5700形15747の写真

【写真1798】 ホキ5700形15747 平成4年12月19日 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編798】070728作成R4BX3、071218R4B、121221諸元追加+R4C。