吉岡心平のマーク

タキ20300形20304

私有貨車

 形式
索引

タキ20100形
タキ20350形

 番号
[ロット表]

タキ20303

 ページ
索引

特別編755
特別編757

●積荷
●構造

入口


 今回はタキ20300形35トン積ペーストサイズ剤専用車のうち、保安対策車として製作された第二ロットを取り上げる。

 タキ20304は20305と一緒に昭和49年8月川崎で製作された。昭和45年に製作された第一ロットの増備車だが、製造時期の関係で保安対策車として製作された。

 タンク体は耐候性高張力鋼製で、板厚は胴板6mm・鏡板8mmと薄く、寸法は直径1,950mm・長さは12,320mmで、周囲には保温用の厚さ75mmグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセが

あった。
 荷役方式は吐出管を用いた下出しだが、高粘度の積荷のため、排出を補助する空気用のS字管を装備していた。また配管廻りには板状のプロテクタが装備されている。
 台枠は平形で端梁はアンチクライマー形、ブレーキはKSD180−254形積空+手、台車はTR41Eであった。

 所有者は播磨化成工業KK・常備駅は岳南鉄道の須津であった。第一ロットと共通で加古川〜須津間に運用されていたが、平成2年3月に2両揃って廃車となった。


●同一専用種別 タキ6350形6354 昭和46年川崎製で星光化学工業KK向。ドーム付タンク体。

           タキ6350形6356 昭和49年川崎製で星光化学工業KK向。ドームレスタンク体。


【特別編756】070301作成R4A+写真1756の2を特別編77より移設、081118R4BY。

タキ20300形20304の写真

【写真1756の1】 タキ20300形20304 昭和53年11月4日 須津駅にて P:吉岡心平

タキ20300形20304の写真

【写真1756の2】 タキ20300形20304 昭和50年10月5日 加古川駅にて P:吉岡心平