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タキ10100形10100 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はタキ10100形35トン積二硫化炭素専用車の第一ロットを取り上げる。 タキ10101は昭和42年10月川崎製で、タキ10100〜10102からなる3両ロットの一員であった。 タンク材質は耐候性高張力鋼で、板厚を胴板6mm・鏡板8mmに減らして軽量化し、この積荷で初めて35トン積を可能とした。タンク寸法は直径1,950mm・長さ9,950mmで、周囲には厚さ50mmのグラスウールを薄鋼板で包んだキセがあった。キセ外形はカマボコ形だが、川崎製のものは珍しい。 |
荷役装置は注水による上出し方式で、従来車と同様にS字管を持つが、台枠横で下を向いて固定された接続フランジは、他に類を見ないもので。またタンク体寄りの根元は、長方形の箱に収納されている。 落成時の所有者は四国化成工業KK・常備駅は坂出港であった。昭和62年頃に安治川口に移動し、昭和63年2月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和42年10月 製造所 川崎 設計比重 1.22 タンク容積 28.7m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 9,950mm 熱絶縁 厚さ50mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 幅狭平形 長さ 10,500mm BC間距離 7,500mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD254−305形積空 台車 TR41C→TR41DS形 (第二次台車改造) |
【写真1755の1】 タキ10100形10100 昭和61年12月29日 美濃赤坂駅にて P:吉岡心平
晩年の姿で、液出管・注水管の弁装置箱が改造されている。
【写真1755の2】 タキ10100形10101 昭和50年11月23日 益田駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】