吉岡心平のマーク

タキ11500形11550

私有貨車

 形式
索引

タキ11450形
タキ11600形

 番号
解説

タキ11538
タキ11557

 ページ
索引

特別編715
特別編717

積荷
●構造

入口


 タキ11550は昭和45年7月富士車両で、11546〜11555の10両ロットとして製作された。
 一年前に製作されたタキ11519〜11537の増備車で、この2ロットが富士車両製の全てである。

 設計比重は1.1・タンク容積は36.4m3で、宇部興産の標準値であった。
 外観・構造は前作である11519〜11537と同

一だが、前作のタンク受台部補強は作り難かったようで、形状が変更され、積込口と通気口の締金は更に一回り大型となっている。

 落成時の所有者は宇部興産KK・常備駅は新潟港であったが、落成から一月半後に大阪港に移動した。昭和58年11月に日本カーバイト工業に売却され、魚津駅常備となったが、同月タキ11350形11365に改造されている。


■主要諸元
製造年   昭和45年7月
製造所   富士車両
設計比重  1.1
タンク容積  36.4m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F3s)形
タンク材質 高張力鋼
タンク板厚 胴板4.5mm・鏡板4.5mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク長さ  9,420mm

●荷役方式
荷役方式  エアスライド+圧送式
●下廻り
台枠形式    中梁省略形
台枠長さ    10,300mm
BC間距離   7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C

タキ11500形11550の写真

【写真1716】 タキ11500形11550 昭和51年3月18日 浪速貨物駅にて P:吉岡心平


【特別編716】061027作成R4A、070602R4A2、080718R4BY、090603本文修正+R4B、130109R4C。