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タキ18000形18011 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ18000 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ18000形については既にトップナンバーを解説したが、「昭和45年製の18005以降は・・・トップとは外観が異なる」と記したところ、多数のリクエストを頂戴した。そこで今回はリターンマッチとして、タキ18000形タイプ2をお届けしよう。 タキ18000形は39トン積白土液専用車で、形態的には昭和44年12月富士重製のタイプ1(タキ18000〜04)と、昭和45年7月富士重製のタイプ2(タキ18005〜14)とに分類される。両者の相違は、前者は「タンク体補強環」をいつもの通りにタンク体内側に設けたのに対し、タイプ2ではタンク体の外側に移した点にある。沈殿残渣の清掃を容易にするのが目的だったようだが、ファンの目にはなかなか新鮮に映ったものだ。 |
設計比重は1.28と大きく、タンク容積は27.4m3であった。タンク体は耐候性高張力鋼製で、内面には腐食防止のためエポキシ樹脂が塗装されていた。タンク寸法は両端直径1,750mm・中央直径2,200mm、長さは9,150mmである。 所有者は王子製紙KK・常備駅は春日井で、運用先は吉永であった。写真は鷹取駅で撮影したもので、積載のため吉永へ向かう途中の姿である。 |
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●関連形式 タキ23900形のロット表 40トン車カオリン液専用車で類似用途向。 【特別編50】010505作成、021128本文修正+リンク追加、030105誤記訂正、031116リンク追加、040207R4、050413R4A、070402リンク変更、071231R4A2、090921R4BY。 |
【写真1050】 タキ18000形18011 昭和50年10月4日 鷹取駅にて P:吉岡心平