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タム900形940 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
初期のタム900形と言えば、タム200形の改造車か戦災復旧車のどちらか、と言うイメージがあるが、少数ながら新製車も存在した。 タム936〜940は昭和24年2月日立造船で製作された。 写真を見ると、どこかで見たようなスタイルだと思われるだろう。そう、戦前〜戦中に製作された大阪鉄工製のタム100形と瓜二つなのである。 タンク体は普通鋼製で、直径1,400mm・長さは7,100mmと、タム100形とは直径は同一で |
長さが300mm長い。腰の高いタンク体や幅広のタンク受台などの作りはそっくりだ。ドーム頂部は絞り加工が容易なアルミに適した形状を、そのまま真似て鋼製としたため、いささか作り難かったものと想像される。 落成時の所有者は大日本紡績KK・常備駅は西大垣であった。昭和34年2月には三菱モンサント化成KKに売却され、塩浜駅常備となった。昭和47年3月には更に旭硝子KKに移籍し、浜五井駅常備となったが、昭和50年8月に野田駅に移動し、昭和51年4月に廃車となった。 |
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●関連形式 タム100二代形112(第274週) 昭和16年大阪鉄工製製で日産化学工業KK向、本車のプロトタイプと言える。 【特別編698】060816作成R4A、070718R4A2、081010R4BY。 |
【写真1698】 タム900形940 昭和49年9月14日 村田駅にて P:吉岡心平