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ホキ9800形9836 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ホキ9800 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ9800形35トン積麦芽専用車は、外観・構造から昭和47〜48年製の33両と、昭和56年製の22両に大別される。弊サイトでは既に前者の例としてホキ9800号車を紹介したので、今回は後者を取り上げる。 ホキ9836は昭和56年4月日車製で、9833〜9854からなる第2ロットに属する。 基本構造は22系ホッパ車のそれを踏襲し、設計比重とホッパ容積は第一ロットと同一とされ、それぞれ0.55、55m3であった。 |
ホッパ体は第一ロットと同一構造で、普通鋼で組み立てたホッパの内面はエポキシ樹脂で塗装されていた。ホッパ周囲には保冷用の遮熱板が設置されている。塗色は既に規程改正後であったため、落成時からクリーム色4号に塗装されていた。 所有者は麒麟麦酒KK・常備駅は山下埠頭であった。その後横浜本牧駅に移動したが、平成10年1月に廃車となった。 |
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●同一系列 ホキ8300形8300(特別編21) 昭和49年日車製、22系ホッパ車の一員。 ホキ9300形9300(特別編326) 昭和49年日車製、22系ホッパ車の一員。 ホキ2200形2201(国鉄編8) ホキ2200形の試作グループ。 ●関連形式 ホキ6600形6607(特別編70) ホキ2200形の父で、本形式の祖父に当たる形式。 【特別編688】060720作成R4A、070628R4A2、081009R4BY。 |
【写真1688】 ホキ9800形9838 昭和58年4月3日 山下埠頭駅にて P:吉岡心平