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タキ12400形12400 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回紹介するタキ12400形は、特別編29のタキ12300形の解説ページに、おまけとして掲載していた写真を独立させたものである。 タキ12400形は30トン積塩化ビニル専用車で、昭和43年10月日立製である。他形式の改造であるホキ5800形ホッパ車の増備で、タキ12300形と競作されたたが、試作的要素が強かったようだが、共に一形式一両で終わっている。 積荷は塩化ビニル樹脂の微粉末で、見掛け比重は0.5と低く、タンク容積は60m3と巨大である。アルミナ輸送車で実績のあった日立製だけに、タンク体はタキ6400形と同様の桶型となった。材質は積荷の純度保持を優先しステンレス鋼製としたが、この点が競作されたタキ12300形と |
異なる。外観ではコストを重視して屋根部分の板厚を薄くしたため、アングル材による外骨が追加された点が、タキ12300形と相違していた。 所有者は電気化学工業KK・常備駅は青海であった。昭和60年12月にタキ12300形・ホキ5800形と一緒に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ12300形12300 同時に比較製作された形式で、タンク材質が異なる。 |
【写真1354】 タキ12400形12400 昭和55年9月21日 青海駅にて P:吉岡心平