吉岡心平のマーク

タキ14700形14730

私有貨車

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タキ14600形
タキ14800形

 番号
解説

タキ14726

 ページ
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特別編637
特別編639

●積荷
●構造

入口


 高圧ガスタンク車の特徴の一つに、経年により容器再検査の周期が短縮されるため、比較的寿命が短いことがある。このため最近では、同じ形式同士で旧車を新車が置き換えることも多い。

 タキ14730は30トン積液化酸化エチレン専用車で、平成4年5月日車で14729〜14731の3両ロットとして製作された。3ケ月前に登場した14728と共に、昭和47〜48年製のタキ14707〜14710の代替用で、ユーザーの日本触媒としては16年振りの新車である。

 主要諸元は未調査だが、高圧タンク車は標準設計が進んでいるため、基本構造は従来と変わらないものと思われる。
 台枠は標準的な平形で、ブレーキ装置はCSD形積空+手、鋳鉄製のシリンダに代えてゴム製のダイヤフラムを前後台車別に2個装備する。台車は新品のTR216Aであった。

 落成時の所有者はKK日本触媒・常備駅は浮島町であった。その後、所有者は日触物流KKに変わって現在に至る。


タキ14700形14730の写真

【写真1638】 タキ14700形14730 昭和63年6月5日 東港駅にて P:吉岡心平

最近の高圧ガスタンク車はキセ鏡板の形が面白い。


【特別編638】051228作成R4A、070701R4A2、070825リンク変更、081003R4BY、100522R4B。