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タ600形820 |
私有貨車 |
形式 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はタ600形10トン積石油類専用車のうち、海軍向に製作された車両を紹介する。 タ820は大正8年新潟製だが、車籍編入されたのは大正11年7月で、当時はア2420形2420と称していた。6両ロットのトップであった。 新潟製の10トン車は、当時の標準タンク車と言える存在で、多数のユーザー向に類似車が多数製作されたが、本車もそのひとつである。 |
明治42年製のタ638と昭和4年製のタ842の中間作に当たり、自動連結器採用以前の製作のため、外観・構造はタ638により似ているようだ。 落成時の所有者は海軍燃料廠・常備駅は徳山で、昭和3年の改番でタ820となった後も変化はなかった。敗戦後の混乱期には所在不明となったが、昭和23年頃日本石油運送KK所有として忽然と復活した。当時の常備駅は八森であったが、昭和31年8月に沼垂駅に移り、昭和38年7月に廃車となった。 |
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【特別編624】050928作成R4A、070726R4A2、081005R4BY。 |
【写真1624】 タム600形820 昭和36年10月26日 柏崎駅にて P:豊永泰太郎
【豊永さんから貴重な写真を提供して頂きました】