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タ600形842 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
なんだ、古いタンク車かあ。似たのが一寸前に出てたぞ・・・ などと言わずに、少しお付き合い頂きたい。 タ842はタ642二代として、昭和4年10月新潟でタ640二代〜642二代の一員として製作された。編入当時は、タ638の仲間がタ640初代〜642初代として在籍していたため、明らかな2車現存であった。この間違いは直ぐに発見され、昭和5年3月にタ840〜842に訂正されている。 |
タンク体は普通鋼を鋲接組立したもので、タ638のものに近い。またタンク体と台枠の結合も繋ぎ板を用いた一体化方式と、同じ方法であった。 所有者は三菱商事KK・常備駅は浪速だったが、一月後に常備駅は弁天橋に移った。昭和10年3月に扇町に移り、昭和16年4月から暫くの間は、例によって石油共販/石油配給に統合されたが、戦後は三菱石油KK・扇町駅常備に戻った。昭和32年10月に塩釜埠頭駅常備となり、長らく愛用されたが、ヨンサントウを目前にした昭和43年9月に廃車となった。 |
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【特別編441】031201作成R4、031205リンク追加、050429R4A、070726R4A2、090311R4BY。 |
【写真1441】 タ600形842 P:吉岡心平所蔵