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タキ7000形7008 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ7000形35トン積四塩化炭素専用車は、昭和33〜44年にかけて9ロット13両が製作された。ここでは住友化学の所有車を紹介しよう。 タキ7008は7005〜08の4両ロットの一員として、昭和39年2月に日車支店で製作された。 設計比重は1.58で他車の1.6より僅かに軽く、このためタンク容積は22.4m3でひとつ前のロットであるタキ7004と比べると、0.4m3程大きい。 |
ず細くて長い。なおタキ7004と比較すれば、比重の差で140mm程長くなっている。 所有者は住友化学工業KK・常備駅は新居浜であった。昭和40年10月には桜島駅常備に変わった。同駅には住友の化成品基地があり、新居浜から海上輸送したものを、貨車に積み替えて発送していた。昭和49年1月に同駅常備のまま、日本石油輸送KK所有となったが同年10月に郡山駅に移り、間もない昭和50年9月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和39年2月 製造所 日車支店 設計比重 1.58 タンク容積 22.2m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 ステンレス鋼 タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク直径 1,700mm タンク長さ 10,140mm(外面) ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,700mm BC間距離 7,400mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真1616】 タキ7000形7008 P:吉岡心平所蔵