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タ4000形4000 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
明治の御世ならいざ知らず、昭和になってから作られた「タ」には大抵曰くがある。大半はタムを低比重積荷に転用したため、荷重が減少したものだが、今回取り上げたのは最後の新製「タ」として有名な形式だ。 タ4000形は10トン積のスチレンモノマー専用車で、昭和36年7月三菱で製作された。一形式一両であった。 |
タンク材質は純度保持のためステンレス鋼とし、寸法は直径1,635mm・長さ5,736mmと小さい。周囲には厚さ100mmのグラスウールと薄鋼板からなる保冷キセがあった。 所有者は三菱油化KK・常備駅は塩浜で、黒崎の三菱化成に運用されていた。晩年はタキ19500形などに主役を譲り、専用線内で長期留置となっていたが、昭和59年3月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タキ800形800 昭和38年三菱製で、本形式を拡大した30トン車。 タキ19500形19501 昭和45年日立製で、キセ付き35系採用の35トン車。 |
【写真1615】 タ4000形4000 昭和57年7月18日 塩浜駅にて P:吉岡心平