吉岡心平のマーク

タキ7000形7011

私有貨車

 形式
索引

タキ6950形
タキ7050形

 番号
ロット表

タキ7008
タキ7012

 ページ
索引

特別編291
特別編293

積荷
●構造

入口


 タキ7000形は35トン積四塩化炭素専用車で、昭和33年から39年に12両が日車支店で、昭和44年に1両が日立でそれぞれ製作された。タキ7050形とは同一専用種別かつ同一荷重だが、その区別については実のところ不明だ。

 タキ7011は7010と共に昭和39年12月日車支店で製作された。本形式では8ロット目で、最後の日車支店製である。

 設計比重は1.6、タンク容積は21.9m、タンク材質はステンレス鋼で、板厚は胴板6mm・鏡板8mmであった。これまでの7ロット10両は、直径

1,700mmと異様に細かったのに対し、このロットは1,850mmと人並みとなった。これに伴いタンク長さは8,540mmと従来より約1.5m短くなっている。
 荷役装置は空気圧による上入れ上出し方式で、配管類はタンク上部に纏められている。
 台枠長さは9,300mmで、在来者より1.4m短縮された。ブレーキはKD形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は日本曹達KK、常備駅は二本木で、フロン樹脂の原料を淀川などに輸送していたが、平成4年8月に廃車となった。


タキ7000形7011の写真

【写真1292】 タキ7000形7011 昭和55年9月21日 二本木駅にて P:吉岡心平


【特別編292】021022作成、021211リンク追加、040509R4、050211R4A、050315リンク変更、050801リンク
追加、070620R4A2、081027R4BY、130731R4C。