タキ7000形7011 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ7000形は35トン積四塩化炭素専用車で、昭和33年から39年に12両が日車支店で、昭和44年に1両が日立でそれぞれ製作された。タキ7050形とは同一専用種別かつ同一荷重だが、その区別については実のところ不明だ。 タキ7011は7010と共に昭和39年12月日車支店で製作された。本形式では8ロット目で、最後の日車支店製である。 設計比重は1.6、タンク容積は21.9m3、タンク材質はステンレス鋼で、板厚は胴板6mm・鏡板8mmであった。これまでの7ロット10両は、直径 |
1,700mmと異様に細かったのに対し、このロットは1,850mmと人並みとなった。これに伴いタンク長さは8,540mmと従来より約1.5m短くなっている。 所有者は日本曹達KK、常備駅は二本木で、フロン樹脂の原料を淀川などに輸送していたが、平成4年8月に廃車となった。 |
|
|
【写真1292】 タキ7000形7011 昭和55年9月21日 二本木駅にて P:吉岡心平