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タキ100形106 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はタキ100形の中でも、最も珍奇なスタイルのロットを取り上げよう。 タキ106は昭和4年12月に日車本店で誕生した30トン積重油専用車で、106〜114の9両からなるロットであった。 写真で判るように何とも不思議な形態で、タキ50形50〜52を除けば類似した車両は皆無だ。実は前ロットであるタキ100〜105は僅か半年前の産物で、両者の設計にどうして此れほどの隔絶が生まれたのかは判然としない。 |
mm・長さ10,618mmであった。 落成時の所有者はライジングサン石油KK・常備駅は石油(後の浜安善)であった。戦前期は野内・鷹取・白鳥など各地を転々とし、戦時期は統制会社の所有を経て、戦後はシェル石油KKに復帰した。連合軍への貸渡しを経て、ようやく昭和27年頃からは浜安善駅に定住したが、昭和45年7月に廃車となった。 |
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【写真1571】 タキ100形106 昭和45年6月17日 高島駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】