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タム400形1697 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タム400形15トン積濃硫酸タンク車は長期間に亘って製作されたため、スタイルの異なるものが無数に存在する。これまでも種々のタイプを紹介したが、今回はコンパクトな車体が特徴な、戦後に作られた新潟製を取り上げる。 タム1697は98と一緒に、昭和36年3月新潟で製作された。なお同時に作られたタム10400,01は、所有者こそ北一産業と異なるが、形態はまったく同一である。 |
タンク体は普通鋼製で、直径は1,500mmと本形式にしては太く、長さは4,880mmと短か目であった。小型で頂部に鉢巻のあるドームは、当時の新潟製の特徴である。 所有者は共立産業商事KK・常備駅は東室蘭で、国富からの濃硫酸輸送に従事していたようである。廃車は比較的早く、2両揃って昭和50年9月に姿を消した。 |
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【写真1544】 タム400形1697 昭和49年7月22日 国富駅にて P:吉岡心平