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タム400形1690 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
化成品タンク車の雄であった富士重だが、私有貨車の製作を始めた時期が昭和30年代に入ってからと遅かったため、同社製のタム400形は改造車を除けば僅か2両しかない。今回はこのロットを取り上げる。 タム1690は1689と共に昭和34年10月富士重で製作された。 設計比重は1.84・タンク容積は8.2m3であった。 |
タンク体は普通鋼製で、寸法は直径1,400mm・長さ5,524mmであった。ドーム頂部はドラムカン形を採用しているが、濃硫酸専用車としては珍しい。 落成時の所有者は三井金属鉱業KK・常備駅は大牟田から、昭和39年12月に三池浜となったが、その後大牟田に戻った。昭和59年4月に廃車となった。 |
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【写真327】 タム400形1690 昭和50年3月3日 大牟田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第21巻に「P01640」として収録されています。