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タキ2100形2193 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は、不可思議な車歴を持つタキ2100形を取り上げよう。 タキ2100形30トン積石油類専用車であるタキ2193は、2197までの5両ロットの一員として、昭和28年12月川崎で製作された。 ・・・とすると丸善から日石に移籍したと考えるのが自然である。そこで車歴を紐解いて見た。 |
ところが意外なことに落成時は出光興産KK所有・本輪西駅常備だったのだ。その後、昭和29年5月に浜川崎に異動し、一月後にタキ2193,94は日本石油KK、タキ2195〜97は丸善石油KKに移籍している。 日石に移籍後の常備駅は新興で。後に根岸に移り、タキ2194は昭和51年10月と比較的早く姿を消した。やはり特殊な構造が災いしたのだろうか。一方写真のタキ2193は人並みに生涯を全うし、昭和58年3月に廃車となった。 |
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【写真1325】 タキ2100形2193 昭和56年12月20日 新興駅にて P:吉岡心平