吉岡心平のマーク

タキ3000形33000

私有貨車

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タキ2800形
タキ3500形

 番号
[ロット表]

タキ23467
タキ33021

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特別編317
特別編319

積荷
●構造

入口


 今回のリクエストは、ちょっと昔の所有者時代の石油系タンク車である。第一回目は東亜石油KKを紹介しよう。

 タキ33000は23498,99,33000〜02の一員として昭和38年3月日車支店で製作された。
 外観・構造は当時の同社製として標準的で、設計比重は0.73・タンク容積は41.0m、寸法は直径2,050mm・長さ12,600mmで、台枠長さは13,500mmであった。

 所有者である東亜石油KKは現在も盛業中だが、同社ホームページによれば複雑な変転を辿った。設立は大正13年2月で、当時の社名は「日本重油KK」であった。昭和17年4月に東亜石油KK

と改称し、昭和30年に川崎市に製油所を建設したとある。昭和40年には共同石油グループとなり、販売・運輸部門が共石に一本化された。その後、昭和54年末以降は、昭石シェルグループの一員となり、現在に至っている。タンク車としてはタム500形、タキ1500、3000、そして9900形などを所有し、常備駅は水江製油所のあった浜川崎(神奈川臨海発足後は水江町)であった。

 落成時の所有者は東亜石油KK・常備駅は浜川崎であった。一年後の昭和39年3月に常備駅は水江町となった。昭和41年8月に所有者名も共同石油KKに変った。このように生涯一貫して水江製油所の製品輸送に使用されていたが、昭和60年1月に廃車となった。


タキ3000形33000の写真

【写真1318の1】 タキ3000形33000 P:吉岡心平所蔵

タキ3000形33000の写真

【写真1318の2】 タキ3000形33000 昭和53年9月10日 塩浜操にて P:吉岡心平

タキ3000形33000の社紋の写真

【写真1318の3】 タキ3000形33000の社紋 P:吉岡心平所蔵

社紋はオストリッチ(ダチョウ)を象ったもの。


【特別編318】021205作成、040406R4、050330R4A、071031R4A2、090124R4BY、110723R4B、130717R4C。