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タキ1700形1756 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ1753 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
私有貨車の構造は、同一形式でも番号により千差万別なので、番台分けする例は少ない。今回取り上げたタキ1756は、その稀有な例の一つだ。 タキ1700形は30トン積希硫酸専用車で、0番台は1700〜23の24両、50番台は50〜56の7両がそれぞれ在籍した。但しタキ1753〜56の4両は0番台の改造車なので、実体としては27両が存在したことになる。 |
は、未だに良く判っていない。 タキ1756は昭和32年12月汽車で、タキ1722を改造した。同時にタキ1711が1755になっている。なお種車は昭和28年汽車大阪製で、僅か4年で改造されたことになる。 所有者は種車時代から日本曹達KK・常備駅は大寺であった。同駅は昭和40年6月、磐梯町に改称されている。昭和41年12月の分社化で所有者は日曹金属KKとなったが、昭和47年10月に廃車となった。 |
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【写真1311】 タキ1700形1756 P:吉岡心平所蔵