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タム7700形7701 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム7700形は15トン積塩化メチレン専用車で、昭和35年から40年にかけて4両が製作された。一両づつ製造年が異なり。更にメーカーも三菱・富士重・日立に別れるなど、バラエティに富んだ形式である。 タム7701は昭和37年2月富士重で製作された。両端に寄ったタンク受台やキセの形態など、2年前に同社が製作したタム7600形7600と比較するのも興味深い。なお、昭和38年富士重製のタム7702が私有貨車図鑑に掲載されているので、お持ちの方はご覧頂きたい。 |
は水分により分解し、腐食性のある塩化水素を生ずるため、本形式特有の装備として、ドーム上部には防水カバーが設置されている。 所有者は信越化学工業KK、常備駅は黒井であった。八王子にある某フィルムメーカーへの溶剤輸送に使用されていたようで、八王子駅の名物であった。平成8年12月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和37年2月 製造所 富士重 設計比重 1.30 タンク容積 11.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 ステンレス鋼 タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク直径 1,550mm タンク長さ 6,350mm 熱絶縁 厚さ100mmSP材 付帯設備 吸湿・洗浄装置 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 7,200mm 軸距 4,200mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 2段リンク式 |
【写真1286】 タム7700形7701 昭和50年7月6日 八王子駅にて P:遠藤文雄
【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】