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タキ5450形5495 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
大変遅くなったが、遠藤さんからタキ5495の写真を提供頂いたので、橋本さんのリクエストにお答えしよう。 タキ5495はタキ5450形25トン積液化塩素専用車の第29ロット目として、昭和43年10月富士重で製作された。 標準設計後の製作のため、構造と寸法は他社製と同一である。タンク材質は高張力鋼製で、タンク寸法は直径1,800mm・長さ8,260mmである。「航送用」のため、液状カセイソーダ箱を持ち、タンク上部の円筒形プロテクタは気密構造で、両者はホースで接続されている。タンク周囲には |
グラスウール断熱材と薄鋼板製のキセがある。外部に補強アングルや継目バンドがなく、要所をボルト結合したキセが、この時期の富士重製の外観的特徴であることは特筆しておくべきだろう。 所有者は錦商事KK・常備駅は勿来で、一生変わらずに過ごした。写真は2枚とも高萩駅で撮影されており、近場に運用されていたようである。平成元年7月に廃車となった。 |
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【写真1244の1】 タキ5450形5495 昭和62年8月29日 高萩駅にて P:遠藤文雄
【遠藤さんから貴重な写真を提供して頂きました】
【写真1244の2】 タキ5450形5495 昭和64年1月3日 高萩駅にて P:吉岡心平