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タキ5050形55078 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はリクエストにお答えして、吉田化学産業KKのタキ5050形を取り上げる。 タキ55078は35トン積塩酸専用車として、昭和49年9月に55076〜78の3両が富士重で製作された。製作された時期は、江津駅での塩酸噴出事件でタム5000形の状態不良車が急速に淘汰されていた頃であり、本ロットもこのための代車として誕生したものと考えられる。 |
である。タンク直径は2,050mm・長さは9,500mmとタキ5050形の標準サイズで、タンク踏板は転倒防止を目的とした強化型となっている。 落成時の所有者は十全化学KK・常備駅は奥田であった。昭和61年2月に55076、77と共に吉田化学産業KK所有となった。常備駅は当初中条だったが、その後羽前水沢に変更され、僅か一年半後の昭和62年6月に廃車となった。写真は廃車の後、酒田港の廃線跡に留置されていた際の姿である。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年9月 製造所 富士重 設計比重 1.18 タンク容積 29.6m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ5mmゴムライニング タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 9,500mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,300mm BC間距離 7,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−13形 |
【写真1226の1】 タキ5050形55078 平成3年7月14日 酒田港駅にて P:吉岡心平
【写真1226の2】 タキ55050形55078の社紋 平成3年7月14日 酒田港駅にて P:吉岡心平
社紋は黄色であった。
【写真1226の3】 タキ55050形55078 昭和53年9月3日 越中島駅にて P:吉岡心平
十全化学KK時代の写真、隅田川や越中島駅の常連だった。