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タキ5450形25492 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
広瀬さんのご要望にお答えして、タキ25492を取り上げる。この車両も、模型のプロトタイプとなった車両らしい。 タキ25492は昭和45年3〜4月に三菱で4両製作されたタキ25491〜94の一員である。タキ5450形液化塩素専用車は、当初は各社まちまちの設計で製作されていたが、その後国鉄主導により標準化設計が行なわれ、昭和43年ころ以降に製作された車両は、各部の寸法が統一されてしまった。このため、メーカーの特徴は、キセの外観な |
ど瑣末な部分に残るだけとなり、趣味的な興味は激減した。タキ25492も、保安度向上以前に製作された三菱車としては、極めて標準的な作りである。なお既出のタキ25458と比較すると、車端部のステップ・手摺が無くなっているが、これは両側ブレーキが板に付いた証拠だ。 所有者は旭電化工業KK・常備駅は須賀であった。工場の移転に伴い、昭和45年12月には知手駅常備となった。タキ25491は平成元年11月、他の3両は平成3年6月にそれぞれ廃車となった。 |
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【写真1227の1】 タキ5450形25492 平成2年4月28日 P:松田純治
【松田さんから貴重な写真を提供して頂きました】
【写真1227の2】 タキ5450形25491 昭和62年2月8日 神栖駅にて P:吉岡心平