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タサ4100形4240 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タサ4235 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ4100形については第47週で紹介したが、今回は橋本さんのリクエストにお答えして、三井東圧の所有車を取り上げる。 タサ4240は41と共に、昭和39年2月日車本店で製作された。すでに昭和38年末には、タンク体に高張力鋼を用いて軽量化し、荷重を25トンとしたタキ4100二代形が登場していたため、タサ4100形としては、これが最後のロットとなった。 外観・構造では、日車製は他社製よりタンク体が細く長いのが特徴であった。タンク踏板は著しくコ |
ンパクトとなった。タンク手摺が山形になっている点は、LPガスなどにも見られる、当時の日車製高圧ガスタンク車の特徴である。 所有者は三井物産KK・常備駅は大牟田で、昭和40年3月〜昭和48年11月の間は宮浦駅常備となっていた。昭和50年5月、茂原駅への異動に際し、所有者も三井東圧化学KKに変更された。昭和58年12月、茂原地区の立体化工事に伴う客貨分離で、常備駅は新設された新茂原駅となった。写真は越中島にアンモニア水原料の液アンを輸送中の姿である。平成2年2月に廃車となった。 |
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【写真1204の1】 タサ4100形4240 昭和54年12月9日 越中島駅にて P:吉岡心平
【写真1204の2】 タサ4100形4241 昭和54年12月9日 越中島駅にて P:吉岡心平