吉岡心平のマーク

タサ5900形5900

私有貨車

 形式
索引

タサ5800形
タサ6000形

 番号
ロット表


タサ5902

 ページ
索引

特別編194
特別編196

積荷
●構造

入口


 タサ5900形も、以前どなたかにリクエスト頂いた記憶がある形式だ。

 タサ5900形は20トン積液化モノメチルアミン専用車で、昭和44年に3両がタサ4100形液化アンモニア専用車から改造された。

 タサ5900はそのトップナンバーで、昭和44年4月日車本店でタサ4100形4239から改造された。種車は昭和38年12月日車本店製である。モノメチルアミンはアンモニアより常用圧力が低いので、種車のタンク体をそのまま使用する事が出来

た。従って外観・構造はタサ4100形時代そのままだが、塗色は法規制により白からネズミ色1号に変更された。また後天的改造により、マンホール弁装置は保安度向上型に交換されている。

 落成時の所有者は日東化学工業KK・常備駅は新興であった。タサ5900形はこの他に日本瓦斯化学(後の三菱瓦斯化学)が2両保有していたが、これら3両はいずれも三菱化成黒崎との間で運用されていたようである。昭和53年10月、老朽化のためタキ30200形新製車に代替され、廃車となっている。


●同一専用種別 タキ30200形30201 後継形式の25トン車。昭和53年日車製で三菱瓦斯化学KK向。


タサ5900形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 形式 番号 落成時の所有者
5900 S4404 日車本店▲ タサ4100 4239 日東化学工業KK
5901 S4404 日車本店▲ タサ4100 4130 日本瓦斯化学工業KK
5902 S4410 日車本店▲ タサ4100 4134 日本瓦斯化学工業KK

タサ5900形5900の写真

【写真1195の1】 タサ5900形5900 昭和44年12月27日 入江駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】

タサ4100形4238の写真

【写真1195の2】 タサ4100形4238 昭和49年12月1日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編195】020430作成、020501写真1195の2追加、040112R4、050407R4A、060821ロット表R2追加、060921リンク変更、070809ロット表R3+R4A2、131204R4C。