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タム3250形3318 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
三菱大夕張鉄道保存会会長である奥山さんから、北海道炭鉱汽船の私有貨車についてリクエストを頂戴した。同社は大正時代にコト6960M44形7トン積小型ボギー無蓋車を6両、昭和20年代末からタム3250形15トン積ベンゾール専用車を2両所有していた。今回はこのうちタム3250形について取り上げる。 タム3250形は昭和24〜35年にかけて3250〜3286、3290〜3335の83両が製作され、このうち北海道炭鉱汽船KKではタム3318、3323を所有していた。共に新潟製である。ちなみに同社はタム3250形83両中34両を製作した最多製作メーカーであることから、同社製はタム3250形の標準タイプと言うことが出来よう。 ■タム3318→23318 常備駅は若菜で、ヨンサントウでは1段リンクのまま北海道内封じ込め車となり、昭和43年8月にタム23318へ改番された。昭和51年4月、常備 |
駅は鹿ノ谷に異動し、昭和54年1月に廃車となった。 ■タム3323→23323 その後の変遷はタム3318と同一で、北海道封じ込め、常備駅変更そして車籍除外の日付は両者同一である。 ■タム3319→23319 常備駅は最後まで若菜で、社名は昭和41年2月に北一産業運輸KKに変更された。昭和43年8月にタム23319に改番され、昭和57年6月に廃車となった。 |
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【写真1170の1】 タム3250形3318 吉岡心平所蔵
【写真1170の2】 タム23250形23323 昭和49年10月15日 若菜駅にて P:尾崎寛太郎
【尾崎さんから貴重な写真を提供して頂きました】
【写真1170の3】 タム3250形3319 吉岡心平所蔵
【写真1170の4】 タム23250形23319 昭和49年10月15日 若菜駅にて P:尾崎寛太郎
【尾崎さんから貴重な写真を提供して頂きました】