吉岡心平のマーク

タム3250形3320

私有貨車

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タム3200形
タム3400形

 番号
[ロット表]

タム3318
タム3322

 ページ
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第698週
第700週

積荷
●構造

入口


 タム3320は昭和29年12月日車本店で3321との2両ロットで製作され、同時に若松製のタム3322と競作されている。

 三井化学の本形式では一年前に若松車両で製作したタム3313,3314の増備に当るが、当然のことながらメーカーが異なるため外観は異なり、

またタンク内部に蒸気加熱管が追加されている。

 落成時の所有者は三井化学工業KK・常備駅は大牟田で、昭和31年4月に笠寺に移動し昭和43年10月には社名が三井東圧化学KKとなった。昭和48年6月に宮浦に戻ったが同年9月に大牟田に変わり、昭和59年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和29年9月
製造所   日車本店
設計比重 0.87
タンク容積 17.3m3
タンク形態 直円筒(S1形)ドーム付
●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,870mm
タンク長さ 6,536mm
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   7,250mm
BC間距離  4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   リンク式→2段リンク式

タム3250形3320の写真

【写真699】 タム3250形3320 昭和50年3月3日 宮浦駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第22巻に「P01307」として収録されています。


【第699週】140119作成R4C。