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タキ6300形6301 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ6300 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
トップナンバーの紹介で「タキ6301は、ドーム頂部に防水カバーが設けられたため、一風変わった外観となっていた」と書いたところ、本車のリクエストを多数の方から頂戴した。 タキ6301は昭和37年9月日車支店製の35トン積珪酸ソーダ専用車。トップナンバーの翌年増備された6301は、ドーム上に妙なカバーを持って登場した。 |
なお、このような構造を持つものにタキ6250形無水硫酸専用車・タキ9000形クロロホルム専用車などがあり、これらは水分による反応や腐食防止が主眼だったようだ。 所有者は東曹産業KK・常備駅は初め中条だったが、昭和53年11月酒田港に異動した。社紋が異様に黒ずんで見えるのは、黄色に対するフィルムの分光感度が原因のようである。廃車はタキ6300と同一で、昭和63年8月に姿を消している。 |
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●同一専用種別 タキ9100形9100 昭和36年造機製の先輩形式で、タンク体はステンレス製。 タキ9150形9150 昭和38年造機製の後継形式で、タンク体を普通鋼に変更。 |
【写真1078】 タキ6300形6301 昭和54年4月1日 越中島駅にて P:吉岡心平