|
タキ9100形9100 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は、かつて「越中島の主」であったケイ酸ソーダ専用車を取り上げる。類似車両としては35トン積のタキ6300形(特別編54)を紹介しているのでご覧頂きたい。 タキ9100は昭和36年11月造機で製作された30トン積硅酸ソーダ専用車。積荷は「水ガラス」と言った方がポピュラーかもしれない。 ステンレス鋼製のタンク体は直径1,900mm・長さ8,142mmで、全体としてタキ1250形リン |
酸専用車に酷似するがこちらが一廻り大きい。 所有者は日本化学工業KK・常備駅は郡山だったが、昭和47年から58年1月までの間は越中島駅常備であった。写真は昭和52年元旦の撮影で、越中島で初撮りを済ませてから、門仲の富岡八幡へ初詣に繰り出した事を思い出す。昭和61年4月に廃車となった。 |
|
●同一専用種別 タキ6300形6300 S3605日車支店製で珪酸ソーダ専用車の第一号、荷重35トン。 タキ6300形6301 S3709日車支店製の第2ロット。ドーム上に雨除けカバーを持つ。 タキ9150形9150 S3802造機製の後継形式で、タンク体を普通鋼に変更。 |
【写真1072】 タキ9100形9100 昭和52年1月1日 越中島駅にて P:吉岡心平