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タキ9150形9151 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ9150 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
変形車発生の原因の一つに他形式からの改造があるが、タキ9150形の場合は中でも顕著な例として有名である。 タキ9151は昭和38年2月造機でタキ2800形2909から改造された。ちなみに落成の日付は新製車であるトップナンバーと全く同一である。 設計比重は1.407で、種車時代の1.47より |
僅かに低くなったが、タンク容積と荷重は種車と同一値である21.5m3・30トンに各々据え置かれた。 タンク体は普通鋼製で、寸法は直径1,910mm・長さ8,100mmで、周囲には厚さ50mmの牛毛フェルト断熱材と薄鋼板製のキセが設置されていた。 落成時の所有者は東曹産業KK・中条駅常備であった。昭和53年11月に常備駅は酒田港に変更され、昭和63年8月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タキ6300形6300 昭和36年日車支店製で珪酸ソーダ専用車の第一号、荷重35トン。 タキ6300形6301 昭和37年日車支店製の第2ロット。ドーム上に雨除けカバーを持つ。 タキ9100形9100 昭和36年造機製の先輩形式で、タンク体はステンレス製。 【第277週】051218作成R4A、060911リンク追加、070827R4A2、090601R4BY。 |
【写真277】 タキ9150形9151 昭和49年2月26日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第12巻に「P00692」として収録されています。