吉岡心平のマーク

タム5800形5807

私有貨車

 形式
索引

タム5700形
タム5850形

 番号
解説


タム5808

 ページ
索引

第483週
第485週

積荷
●構造

入口


 タム5807は本形式で初めての日立製で、昭和33年2月に製作された。一両一ロットであった。

 日立製の液安タンク車は戦前に遡るが、戦後は三菱の台頭が著しく、本ロットがようやく第一作となっている。
 外観・構造は本形式の三菱製を参考にしたものと思われ、荷役装置もマンホール弁式を採用、全

体のバランスも良く似ている。なお昭電のタム5800形はタンク踏板が大型となっている点が特徴だが、本車はまだ他者並に小さい点に注目して欲しい。

 所有者は昭和電工KK・常備駅は扇町であった。一生をこのままで過ごし、昭和51年9月に廃車となった。


タム5800形5807の写真

【写真484】 タム5800形5807 昭和52年2月13日 浜川崎駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第5巻に「P00278」として収録されています。


【第484週】091206R4B。