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タキ11500形111570 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ111548 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ111570は昭和49年3月川崎製で、本形式の最終ロットとなる111570〜111573の4両ロットの一員であった。 日本セメント所有の本形式は4ロット19両があるが、常備駅は青森と上磯の二箇所に限られていた。本車は青森に常備された2ロット内のひとつで、時期と場所から考えて、青函トンネルを建設するためのセメント輸送に用いられていたものと推察される。 |
外観・構造は、前ロット(111560〜111569)に続き、台車にTR41Eを装備したことが特徴である。なお排出装置は左右側面に向いた吐出管だけとなり、初期車にあった底面のゲートバルブは廃止されている。 所有者は日本セメントKK・常備駅は青森であったが、北海道側の上磯が基地で、ここから青函連絡船を経て出荷されていた。昭和59年4月に糸魚川に移動し、平成19年10月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年3月 製造所 川崎 設計比重 1.17 タンク容積 34.1m3 タンク形態 異径胴形ドームレス |
●上廻り タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク板厚 胴板・鏡板4.5mm タンク両端直径 2,050mm タンク長さ 9,200mm ●荷役方式 荷役方式 エアスライド+圧送式 |
●下廻り 台枠形式 中梁省略形 台枠長さ 10,000mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−13 |
【写真483】 タキ11500形111570 昭和51年7月28日 上磯駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第6巻に「P00354」として収録されています。